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2016年01月13日

大橋直久「学習理論」

心理学における古典的学習理論は、行動主義心理学の立場から、連合学習、条件づけ、試行錯誤などのいわゆるS-R理論として展開された。

その多くは飼育動物による実験研究に基づくものであり、そこから反復、接近、類似、効果などの原理が指摘された。

その批判として、ゲシタルト心理学の立場から潜在学習、認知学習、洞察学習の考えがだされ、現在では情報処理理論や認知心理学の枠組の中で、知識や技能、理解や自己修正の理論として展開している。

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2015年12月23日

大橋直久「発達の見方」

子どもの発達の見方としては、各年齢ごと、あるいは乳児期・幼児期・児童期といった時期ごと、さらには特定の理論に基づく発達段階ごとに、子どもの行動や精神機能の全体的な特徴をとらえる見方と、運動機能とか思考、言語、対人関係、感情、行動、道徳性といった領域ごとの発達をみる見方とがある。

前者は、ある時期の子どものさまざまな機能間の「横のつながり」を重視し、人格としての総合に重きをおく構造的な見方であり、後者は、各機能の「縦のつながり」を重視する発生的な見方である。

発達を理解するには、この構造的な見方と発生的な見方の両方が必要である。

また発達は、発達検査や実験でとらえられるようなある機能や能力の発達をみる見方と、現実の生活の中であらわれる自発的行為や傾向の発達をみる見方とがあり、この両者は必ずしも一致しない。

さらに1人ひとりの子どもの発達は、人間としての普遍的な発達を示すと同時に、個性的な多様な発達を示す。

それはまた社会的文化的歴史的条件によって多様に変異する面と、人間として普遍的で共通する面を含んでいる。

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2015年12月03日

大橋直久「正月に家々に迎える神さま」

正月に家々に迎える神さまは歳神といわれ、もともとは稲作農耕を司る山の神です。

冬至がすぎて山に帰っていた歳神が家に戻ってくる目印が門松です。

目印として松を立てるのは、山に生え、山の象徴であり、神さまの好む木が松だったからでしょう。

門松がないと、歳神は迷ってしまうと信じられていたのです。

江戸時代より以前は、門松は魔除けではなく歳神が戻ってくる家を捜しあてる目標物だったのです。

門松は庭に一本だけ立てるのがふつうでした。

「門」は入口ではなく、庭園のことです。

入口は「もん」ですが、いつのころからか庭園を「かど」といわなくなり、門松は神さまが降りてくる目印である入口を意味するようになりました。

ちょうど、サンタクロースの煙突のように……。

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2015年11月13日

大橋直久「端午の節句」

誰でもが、節句と聞くと、3月3日の雛祭り、5月5日の端午の節句を思い浮かべるでしょうが、代表的な節句は、このふたつだけではありません。

節句といえば五節句なのです。

五節句とは、1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重陽)です。

すべて奇数で単桁の日、しかも正月を除いて、同じ数字が重なっています。

むかし、奇数は陽であると信じられていました。

だから、奇数と奇数の重なる日は、陽の重なる日で、あらゆる生命がもっとも激しく燃えあがる日であるとされていたのです。

大吉は凶につながるという発想から、陽の重なる日は非常に危険な日であり、人間に害がおよぶかもしれないと恐れました。

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2015年10月24日

大橋直久「暮らしていくうえでの最低水準の生活」

最低生活とは、文字どおりに言えば、今日のわれわれが暮らしていくうえでの最低水準の生活のことであるが、これには2つの意味がある。

1つは人間が生活するために、最低限肉体を維持できる程度のものであり、これを生理的最低生活という。

これ以下の生活となると、人間は死ぬよりほかない。

しかし、今日社会で生きていくためには単に肉体を維持するだけでなく、生活を維持していくための費用が必要である。

これを満たすことで初めて社会的人間として生きていけるのである。

この意味での最低生活は生理的なものよりも上位にあるので文化的最低生活という。

そして、文化的最低生活が満たされるための費用が最低生活費として計算され、世帯ごとに最低水準以上の社会生活を送っていけるよう保障されることが、社会保障そのものの根本なのである。

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2015年09月29日

大橋直久「女性の気持ちを逆なでする禁句はロにしない」

自分では、それほど深い意味もなく、なに気なく口をついて出たことばが、相手の女子社員に「許せない!」と思わせるほど傷つけることがあります。

〈まだ、お嫁にいかないの?〉「なあーんだ、まだ、お嫁にいかなかったの?」。

これは、男子社員にとっては軽いあいさつがわりの発言。

しかし、女子社員、それもハイミスにとっては、大きな侮辱と受け取られますから禁句。

〈女のくせに〉なにかというと、女子社員に向かって、「やっぱり女だな」とか、「女のくせに、その口のきき方は……」といったいい方をする男子社員がいるものです。

「女のくせに」の形容は、日本男児の口ぐせの一つでもありますが女性の立場からいえば、差別用語であり、屈辱的に響くことばです「女のくせに」ということばは、なにか、男性の側に都合の悪い場合などの逃げ口上として使われます。

やはり、女は男より劣る、嫁のもらい手がないそ等々、男子としての自分を優位にしておきたいときに使われるのです。

女性が屈辱的に感じても無理もないのです。

これを逆の立場からいえば、能力に欠ける男子社員ほど「女のくせに」を連発するということです。

「女のくせに」とは、男子社員として、自分の劣っていることを証明することばと、肝に銘じておきたいもの。

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2015年09月08日

大橋直久「初対面での質問のマナー」

初対面の女性に年は聞かないのは常識なのに、「失礼ですが」と頭につければいいだろう、という具合で聞く人がいます。

女性の場合は、例えば20歳であっても、残りの人が10代ばかりだと、答えるのに抵抗があるもの。

また、「あなたまだ若いでしょう?おいくつ?」と最初に言われたら、答えるのか怖いような気になるものです。

年齢というのは初めはわからなくても、何度か会ったり話したりしているうちに大体わかってくるものですから、なるべくこの質問はしないでおきましょう。

しかし、自分よりも年下なのか、年上なのか、わからないというとき。

失礼にあたらないかどうか心配なときは、まず、自分の年齢がわかるような話をします。

例えば、昔のアイドルの話をして、「あの頃は小学5年生で、マネばかりしていました」と言えば、相手はだいたい自分がいくつくらいだったか、答えてくれることもあります。

初対面のときは、それ以上の深追いは避け、失礼にならない程度に接していきましょう。

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2015年08月12日

大橋直久「礼儀は心も形も両方大事」

上のほうは一分のスキもないけれど、靴だけがどうもという人は不思議にいません。

逆に靴をきれいに履く人は、上のほうもきちんとしていて好感が持てるものです。

「大事なのは中身であって、外見は関係ない」と言う人がいます。

それは「礼儀で大事なのは心であって、形ではない」と主張するのと同じです。

この考えが間違いなのはわかりますね。

礼儀は心も形も両方大事なのです。

というより心と形は分けて考えることができないものです。

心があれば、形はその心に見合ったものになります。

形をきちんとすれば、心はさらに深くきれいに整ってきます。

そして心は柔らかくてフワフワしているので形から入るのが賢明です。

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2015年06月30日

大橋直久「社会の基本単位」

社会の基本単位は家族であり、そのすぐ次の単位が村(ポリオ)です。

村には、地理的あるいは共同体的なコンセプトはなく、家族同士が協力する緊密なネットワークであると考えればいいのでしょう。

これは、ギリシャの人口の約半数が住むアテネなどの都市圏にも生きています。

ビジネス環境
ギリシャの産業の伝統的な基盤はコングロマリット(巨大複合産業)にあり、名門の一族が経営しています。

それらは特にギリシャ国立銀行をはじめとする銀行と、緊密な関係を保ってきています。

社会主義の全ギリシャ社会主義運動党(PASOK)が政権を握ってからは、最大コングロマリットのうちの三十が国営化されました。

それらの経営陣は、政府が任命した人々と入れ換わり、その人々があらゆる権限をもっています。

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2015年06月10日

大橋直久「エチケットとふるまい」

年配の人々や、知りあったばかりの人同士では、丁寧な二人称であるディと名字を使うのがふつうです。

若い人々の間では、インフォーマルな二人称であるドゥとファースト.ネームを使います。

オランダ人同様、デンマーク人は飾らない話し方をします。

フランクな態度は、正直さと信頼性のしるしです。

またビジネスや社交の場で、きちんと時間を守ることも、同じ理由からです。

社会的な価値は、平等主義に基づいています。

高い生活水準にもかかわらず、派手なふるまいは人々の眉をひそめさせますし、成功したからといって、表面を飾りたてることは決して歓迎されません。

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2015年05月20日

大橋直久「国税庁の税務体制」

国税庁長官は、国税庁の職員からの起用ではなく、財務官僚が任命されるため、財務官は事務次官とともに財務官僚のもう一つのトップの座となるのです。

財務官は専門職で、財務畑の官僚の最高ポストであり、国の財務について、税制、関税、財政投融資、国債、外国為替など幅広い分野にわたって、専門的な知識で分析し、適切な方向づけを指示します。

財務官は長年にわたって経済専門の仕事をしてきたエキスパートであるところから、日本の株式市場や為替等に少なからず影響を与えることもあります。

国税庁は、1949年(昭和24年)に大蔵省(現財務省)主税局から税務執行部門を分離して設置され、その下部組織に国税局、税務署が位置するという税務体制です。

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2015年04月27日

大橋直久「上司の特権は」

スペイン人は自分がしたことに対して、あるいは、しなかったことに対して、上司に非難されるという意味での「批評(ヘフェ)」には慣れています。

その場合、反論は許されません。

それが当然だと思っています。

地位が上であることで権利を主張するのは、上司の特権です。

批評は、建設的で意味のあるフィードバックを得るためでなく、むしろ上司の権限を示すために行われます。

そして非難された人は表面上は反論しなくても、もちろん自分が間達っているとは認めないわけです。

もし前向きなフィードバックをされたら、驚くでしょう。

それにスペイン人は、たとえばアングロ・サクソンの文化とくちべると、自分の仕事に対する評価をそれほど知りたがりません。

このことを彼ちはあまり認めたがりませんが、これは依存心の表れです。

察するところ、自分はちゃんとやっているのだかち、うまくいかないとしたら、それは他の誰かのせいである、と思っているのでしょう。

実績を全般的に見直されたりすると、それは個人的な非難と受け取られ、人々は憤慨します。

それに、客観的事実の後ろだてがある時はなおさらです。

彼らはまた、親しい関係の人から批評を受けた時も、憤ります。

部下に対しては言葉を選ばずに批判することは許されますが、同僚に対して何かを指摘することは、はるかにデリケートなことなのです。

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2015年04月07日

大橋直久「勤勉だという定説」

イギリス人の労働時間は42時間ですから、北ヨーロッパ人のほうが勤勉だという定説は崩れます。

または、イギリス人は名誉ラテン市民だというわけです。

これらの数字は、ドイツ人にはイタリア人やイギリス人よりも有給休暇が多いことを計算に入れていません。

祝日を含めると、ドイツ人には年間平均39日以上の有給休暇がありますが、イギリス人の場合は33日、イタリア人は34日です。

つまり、ドイツ人の一週間の平均労働時間は長いけれども、彼らが仕事をする週は、イギリス人やイタリア人よりも少ない、ということになります。

人々がいかに勤勉であるかを査定するうえで、統計的数値は南にいくほど信用できなくなります。

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Posted by 大橋直久 at 10:10大橋直久

2015年03月15日

大橋直久「プライオリティが肝心」

また、同僚に格別熱心に仕事をしているとも思われないのに、素晴らしい業績をあげている人がいたりする。

いつ勉強しているのか、いつどんな努力をしているのか。

勉強や努力がいらない天才なのか。

案外このマジックナンバー八〇の法則をうまく使っているのかもしれない。

逆にハタでみるのも痛ましいほどの努力をしているのに、いい結果が出せない人もいる。

こういう人は、二〇%理解すればほぼ全体を把握できるところを、100%理解しなければ満足できないといった無駄な努力をしているのではないか。

「アレも、コレも」では労多くして功少ない。

「アレか、コレか」のプライオリティが肝心である。

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2015年02月23日

大橋直久「80点主義でいくことも必要」

今日しなければならないことが10あるとすれば、緊急性の高い最優先事項から2項目をまず処理する。

それができたらさらに2項目。

こうしてやっていくと時間が足りないと思っていても、不思議と8割がたカタがつく。

(4)仕事を効果的にする法……仕事というのは基本的には完壁さを目指すべきものであるが、同時に時間との対決という現実的な問題もある。

時には80点主義でいくことも必要になる。

今日の80点のほうが明日の100点に勝ることは、ビジネス・シーンではよくあること。

明日の100点と思われるものが、実は明日では0点ということもある。

明日まで待つことによって、「ビジネスチャンス」というバスを逃してしまうからである。

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2015年02月03日

法則の私なりの応用例(大橋直久)

法則の私なりの応用例を紹介しよう。

(1)会議を有利に運ぶ法……衆議の結果で何かを決定に持ち込もうとする時、えてして意見が分かれてしまうものである。

そんな時にこの法則が威力を発揮する。

仮に一〇人の出席者がいるとすると、そのうちの二人(二〇%)が全体に対して八〇%くらいの影響力を及ぼしている。

自分の望む方向に結論を持っていきたい時には、影響力を発揮しそうな二人を見つけ出してしかるべき事前の根回しをすればよい。

この二人(二〇%)を自分の味方にすることである。

(2)相手を説得する法……プレゼンテーションなどで、一〇項目について説明しなければならないとする。

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2015年01月24日

不思議な法則(大橋直久)

電話番号にかけてくる可能性のある人が一〇〇人いたとしても、一人一本ずつかけてくるということは、まずあり得ない。

そのうちの二〇人ぐらいが八〇本の電話をかけてくるものである。

経済学上では、「入力の二〇%が出力の八〇%をもたらす」というイタリアの経済学者パレートの法則として知られている。

これはいろいろな場面に応用できる不思議な法則である。

たとえば、1冊の本の内容を把握しようという場合に、その全ページを律儀に隅から隅まで読む必要はない。

パラパラでもいいから「ツボ」らしきところをカンを働かせながら、全体の約二〇%も読めば、ほぼ八〇%は理解できるものである。

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2015年01月14日

エネルギー需要(大橋直久)

中国だけでなく、インドやほかのアジア諸国でもエネルギー需要は増え続けています。

けれども、世界全体のエネルギーの供給はあまり伸びていません。

このため、アジア諸国のエネルギー需要が増え続けることは、今後、世界のエネルギーの需要と供給のバランスを不安定化する原因の一つとなると考えられています。

また、アジア諸国では、石油・石炭などの化石燃料の消費が増えると共にCO2の排出も大きく増えたり、発電所などにおける環境対応が十分ではなかったりするため、地球温暖化や大気汚染などの環境問題が深刻になるのでは、と心配されています。

一方、日本は、2度にわたるオイルショックの経験から、工場や製品の省エネルギー化を進めてきました。

例えば、ハイブリッド車やエアコンなどには、世界的に見ても高い省エネ技術が使われています。

また、家電売場に行けば、1度は「省エネラベル」が付いた商品を見たことがあるのではないでしょうか。

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2015年01月04日

学ぶときの基本姿勢(大橋直久)

一言でいえば、仕事のやり方、学ぶときの基本姿勢をしっかりマスターしているからである。

基本がしっかりしている人は、スランプに陥ったとき立ち直りが早い。

帰るべき故郷(基礎)をもっているからである。

かつて巨人軍の川上哲治さんや王貞治さんは、バッタi時代、スランプに陥ったら深夜自宅で基本的な素振りを何百回もくり返したという。

基本に返って、スウィングの姿勢を正すことがスランプ脱出の最も近道であることを、彼らが体験的に知っていたからである。

キミもまず、仕事に取り組む基本姿勢を完全にマスター(知っているだけではダメ、身につけ実行すること)することだ。

人間の潜在能力は当人にもわからないものだ。

また、一人前の仕事師になるには、いやな仕事にも取り組んで、まずやってみることだ。

やってみると、どんな仕事からでも学びとることはあるものだ。

仕事には「いやな仕事」はつきものだ。

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2014年12月30日

いったい、なぜそういうことができるのか(大橋直久)

一つは、若い頃から、自分の畑以外のことにも関心をもち、それぞれの業務のポイントをつかむように勉強し、それぞれの業務における課題を自分の"問題意識"としてかかえ、考えているからだ。

もう一つ、一つの仕事をマスターしていくプロセスは、他の業務をマスターするときにも通用することが多い、つまり、仕事に取り組む姿勢、仕事をマスターするプロセスの基本は共通であるからだ。

二芸は道に通ず」ということわざがある。

一つの芸を極めた者は、他の分野でも、それ相当の能力を発揮することができるという意味である。

二刀流の宮本武蔵の書や絵、本阿弥光悦の茶道、絵、書、陶芸などは、その典型といえよう。

ビジネスの世界では、もちろん、まるで異質な世界、学び方のプロセスの異質なものもある。

か、一芸に秀でた人は、もし相違があるなら、どこに相違のポイントがあるのか、そのツボ、カンドコロのつかみ方が、並みの人間よりずっとうまいのである。

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2014年12月25日

五本の柱のバランス(大橋直久)

経営は、生産・開発・販売(営業)・財務・管理という五本の柱のバランスで成り立っている。

どの一つが弱体化しても、バランスがくずれ、会社の維持発展がむずかしくなる。

だから、ビジネスマンは、このいずれについても、相当の知識と実務を承知しておくことが必要である。

二十代の配転のもう一つのねらいは、これらの業務を担当して回るうちに、「自分はどんな仕事に最も向いているか」「どういう仕事をやりたいか」(適性発見)を探り、自分の将来の方向づけをするためである。

多くの大企業で二十代に二、三回くらいの配転のローテーションを組んでいるのは、こういうねらいがあるからである。

それはさておき、三十代から四十代にかけて、管理職の異動は多い。

たとえば、有能な人は、営業課長からまるで畑違いの人事課長に配転されても、半年か一年の間に新業務を掌中のものとし、新手を打つなど、精力的に活躍しはじめる。

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2014年12月20日

敵のフトコロに飛びこむ(大橋直久)

ともかく、怒るべきときは真に怒り、悲しむべきときは、身をもんで悲しみ、喜ぶべきときには心から喜ぶーそれが人間らしい人間の営みであり、一見、冷たい合理的存在に思える会社でも、自分さえしっかりしていれば、それができるのである。

人を動かし、敵を味方にするには、まず第一に思い切って敵のフトコロに飛びこむこと、つまり、相手を受け入れる大らかな心をもつこと、第二に、相手の長所、とりえをすばやく探し、それに対して謙虚に敬意を表すること、第三に、利用しようなどというセコイ了見でなく、虚心に素直な態度で付き合うこと、の三点がとくに大事である。

サラリーマン社会では配転がつきものである。

二十代の配転は、会社の重要な部分の業務を理解し、会社の全体像についての理解を深めるのが第一の目的である。

たとえば、工場(生産)の勤務者は、生産の立場でしかモノを見なくなる恐れがある。

逆に、営業だけしか知らない人は、生産や開発の人のいうことをないがしろにしがちだからである。

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2014年12月15日

ヒステリックな傾向(大橋直久)

大橋直久

◆意見の違う人をすべて悪者と決めつける。

この世の中、顔かたちが皆それぞれ異なるように、ものの見方・考え方は当然一致しないという本質的なことに目を向けようとしない。

自分と同じ意見の持ち主や、内輪同士には極端にベタベタする一方で、ヨソモノに対しては全く関心をもとうとしない。

外国人に対し、「奴はガイジンだからナ」などと言う人にこの種の手合いが多い。

◆作者が有名かどうかで、絵とか小説の値打ちを決める。

たとえ無名の画家の作品でも自分の心を打つものがあれば、それを買うのもよいではないか。

自分としては取り立てて関心がないのに、その絵がピカソとかシャガールの筆によるなんぞと告げられるや、すぐ手を出して購入したりする。

こういったヒステリックな傾向が強いと、隣人の家に招かれたり、パーティーに呼ばれたりしたときに、上手に隠したつもりでも必ずお里が知れてしまうものだ。

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2014年12月10日

性格別一覧(大橋直久)

大橋直久

◆他人志向。

隣の家がピアノを買えば、自分のところではさして必要でもないのに、妙な競争心や見栄で負けじとばかりに買ってしまう。

友人の一家が連休に家族ぐるみでアメリカに行くなどと聞きつけるや、自分たちも同じようにしようと気色ばむ。

◆流行にさとく、新しいものには無批判で飛びつく。

自分には似合わなくともAさん、Bさん、Cさんもやっているとて斬新なファッションに目の色を変える。

◆本当に心から遊べない。

自分から自発的に旅行に出るというよりも、常に周囲の動きに引きずられ主体性がないから、レジャーを形として楽しんだだけで、心の底からエンジョイできにくい。

◆近所の店をバカにして、有名デパートをありがたがる。

つまりはブランド志向が強過ぎる。

◆他人の肩書きを極端に気にする。

また、名の通った人に弱い。

つまり有名人病。

◆ものごとに直面したがらず、ぼかしてしまう。

言うべきときにでも、はっきりと「ノー」の一言が言えない。

会議の席上などで反対意見を言いたいのにそれができず、会議終了後に、「オレは実はあんな企画には賛成できないね」

などとブツブツ言っては、鼻の穴をヒクヒクさせる。

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2014年12月05日

チャンスという映画(大橋直久)

大橋直久

何年か前に、今は亡き名優、ピーター・セラーズが主演した作品で、という映画があった。

日本での題名は、『チャンス』だったと思う。

この物語は、ある金持ちの大邸宅に何十年間も雇われていた庭師が、あくまでも自然で少しも飾らず、マイペースで、それこそひょうひょうと生き抜いたために、その人徳から最後にはアメリカ大統領候補にまで推されてしまう、といった現代人に対する強烈な皮肉がこめられている作品だった。

われわれ日本人は、他の諸国民に比して、かなり情緒的なところがあり、ヒステリックな人たちが多い。

ヒステリーというのは自分のことを飾り立て、実力以上にみせようとする特徴がある。

最近のわが国では、男性の女性化といった傾向が目立ってきている。

ヒステリーは女性の専売特許ではなく、今や多くの男性にもみられる。

その性癖をいくつか挙げてみよう。

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2014年11月30日

チョウよ花よと育てられた(大橋直久)

スミス夫妻は1君が当然引き上げるものと決め込んでいた。

しかしウイスキーをガブ飲みし、大いに気炎をあげていた1君は、いっこうにスミス邸を辞する気配がない。

やれ今から自分のアパートへ帰るのは面倒だ、やれもう上と下のまぶたがくっついてしまって目を開いていられないのとこたくを並べ、しかもさっさと勝手知ったる寝室のドアを荒々しく開けて、ダブル・ベッドにダイビングするや、バターン・グーの状態になってしまった。

スミス夫妻は、これにはあきれ果てると同時に1君に対して強い憤りを感じた。

グラスゴーからの女性と1君を同室にするわけにはむろんゆかぬので、この女性はスミス夫人と一緒にこの家の夫婦が使用しているダブル・ベッドにもぐり込んだ。

哀れなスミス氏は、ソファで一晩をあかしたという。

こういう話はすぐに他人の耳に入る。

ロンドン支店長で1君の学校の先輩でもあるMさんは、

「いくら仕事ができても1という奴は失格だ! 奴は六人姉妹の真ん中にたった一人の男児として生まれ、両親をはじめ周囲から、ボクちゃん、ボクちゃんなんぞとチョウよ花よと育てられたもんだから、いくつになっても甘えが消えぬナ、誠にけしからん!!」

と私にこのストーリーを話してくれたものだった。

1君はその後、スミス家へは出入り差し止めとなった由だが、これは当然のことだろう。

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2014年11月25日

幸運の女神(大橋直久)

大橋直久

今回の成功は幸運の女神によることが大きかったとしても、すべて運だと片づけるのは、部下を今後大きく伸ばしていくための絶好のチャンスを、みすみす投げ棄てるようなものだ。

プロ野球でも実力的にはとかくの評価があるものの、ふしぎにツイている選手がいる。

監督は勝負どころで彼を起用していく。

そのうちに彼はチームの中で不動の地位を占めるほど実力を身につけていく。

だから「運を実力と思うな」ではなく、「運は実力と思っていい」のである。

部下が成功したとき、心から「おめでとう、頑張ったな」とほめる。

部下が照れながら「いえ、運がよかったんですよ」といったとき、真顔で「運も実力のうちだぞ。

今回の教訓を次に生かしてくれ」と激励することだ。

部下にとって成功の経験は貴重なものだ。

成功の味やリズムは自信につながっていく。

「キミがいい出すのを待っていたよ」

担当者が病気や事故で急に欠勤し、だれか代わりの者がしなければならないことは、職場ではよくあることだ。

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2014年11月25日

メイン・ベッド・ルーム(大橋直久)

大橋直久


スミス家にはメイン・ベッド・ルームの他にもうひとつ寝室があった。

やがて生まれてくるであろう子供のために若夫婦が確保しておいた部屋で、ここには来客用のダブル・ベッドが収まっていたから、1君はそこで大の字になってゆうゆうと眠ることができた。

そのうち訪問の回数も週一回が二回、三回となり、しかも1君はその都度必ずスミス家に泊まるようになっていった。

でも人の良いスミス夫婦は、そのことをとり立ててとがめるふうでもなかったらしい。

ある日、例によって、会社帰りに夫のスミス氏が1君を伴って帰宅すると、ミセス・スミスのガール・フレンドが遊びに来ていた。

この女性は久しぶりにグラスゴーからロンドンにやってきたとのことで、その夜は話に花が咲き、気が付いてみると時計は夜中の一時をすでに過ぎていた。

ミセス・スミスの勧めで、件の女性はスミス家に一晩厄介になることとなった。

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2014年11月20日

実力のあるサラリーマン(大橋直久)

大橋直久

彼のアジトに警官や新聞記者と一緒に飛び込んだ時、最初はシラを切っていた舟坂だが、証拠をつきつけられ逃れられぬと悟った彼は龍雄の顔を凝視した。

彼は低くうなっていった。

「よくやった。よくここまで調べたな」

これで龍雄の長い間の血の出るような苦労は、大団円を迎えるのであった。

ここからいえることは、ツキ(運)も実力のうちなのである。

実力のあるサラリーマンほど、自分の成功は運によってもたらされたと思うようだが、実力があるからこそ運を招き寄せたといえるのである。

実力がなければ目の前を姿、形もなく静かに通りすぎる運をつかみとることができないようだ。

部下の担当する仕事が、非常にラッキーな要素が積み重なって成功したとしよう。

こういうとき、上司はこの部下に対してどういう態度をとるだろうか。

狂喜する部下を横目に見ながら、「オイ、オイ、今度の成功はおまえの力だと思うなよ」「たまたまキミは運がよかっただけだ。

自分の力だとうぬぼれるな」と一本釘を差したくなるのではないか。

大橋直久(ホスピタルマナー)
  
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2014年11月10日

買い換える予定がない(大橋直久)

大橋直久

高度経済成長期のバブル時代は終わった。

最近、住宅産業界にも不況の風が吹いている。

とはいえ、マイホームを求める人が減ったわけではない。

人々は、いぜんとして自分の家を求めている。

逆説的のようだが、だが、むしろ高いものほど衝動買いも必要なのではないだろうか。

要は、セールスマンがリーダーシップを取りながら、お客様と面談すべきである。

自然のままでは発芽が遅いのなら、温室を使う方法だってある。

つまり引例法で、相手を刺激するのだ。

「さようですか。

N社は体系的な社員教育プログラムを採用して以来、販売成績も三〇パーセントほどアップしたそうです。

とくにテレビ電話会議によって、地方支店の店員さんたちが東京の本店と同時に同じ教育プログラムを受講できたのがよかったと申されていました……」

大橋直久(ホスピタルマナー)
  
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Posted by 大橋直久 at 00:15大橋直久