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2014年06月16日

封建時代の士、農、工、商の名残り(大橋直久)

封建時代の士、農、工、商の名残りで、日本人はまだ、ものを売ってくれる人を低く見て、自分を高く位置づけようとします。

売るほうは、お客様は王様としておだてておけばいいのだ、要はもうけることだとこう考えます。

したがって、利益はいつもメーカi、あるいは生産者と卸屋、小売店の側にあって、消費者に還元されないのです。

売るほうは、標準以上に利益が上がったら、その分だけ利幅を減らして、価格を安くしようなどとはけっして考えません。

売るほうと買うほうは、一見味方同士のようですが、内情はつねに敵なのです。

「あの店へ行くと安く売ってくれる」という店を持っていることは、生活、少なくとも買い物や消費を、どんなに楽しくしてくれることでしょうか。

そのためには、できれば両方から、少なくともあなたのほうからぐらいは、よい人間関係をつくっておこうとする気持ちを持ってください。

大橋直久(ホスピタルマナー)
  
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Posted by 大橋直久 at 01:01大橋直久