2014年09月19日
パブリック・リレーションズの考え(大橋直久)
電話の受話器を最初にとってくれる女性、まずこの関門を上手にクリアしないかぎり、奥へは入って行けない。
海外に電話で何かを尋ねたり頼んだりするには、アメリカの企業が一番やりやすい。
英語が通じるということが第一の理由だが、それだけではない面もある。
最近は、ヨーロッパの会社でも、英語でかなり用が足せるようになったが、話したい相手は英語ができても、交換台の女性が英語が通じない。
もちろん話す相手の人の名前を知っていれば問題はないが、飛び込みで電話をするわけだから、名前なんかわからない。
「インターナショナル」という言葉は、多少発音が異なるがほぼどこの国でも通じるから、とりあえず国際部門につないでもらって、そこか
らすすんでいくより方法がない。
言葉の障害は問題ではあるが、アメリカ企業での電話インタビューのやりやすさは、まずパブリック・リレーションズの考えが社会に徹底しているからだと思う。
大橋直久(ホスピタルマナー)
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