2014年09月29日
職務がきちんと定められている(大橋直久)
アメリカでは社員一人ひとりに、職務がきちんと定められていることだ。
日本では、営業第一部、第一課といっても、そこの人の職務がきちんと個人的に決まっているわけではない。
社内の人事異動が多いから、その部署の課長といえども、移ってきたばかりで知識がないという場合がひんぱんに起きる。
詳しいのは古参の部下のほうなのだ。
アメリカの企業では、まずこういうことは起きない。
部下よりその知識が欠けていれば、その上司はクビになってしまう。
よそから移ってきた時には、新しい仕事について猛烈に勉強する。
仕事の分担制度がはっきりとしているから、電話で外部から初めて電話しても、実に簡単に目的を達することができる。
ヨーロッパの国では、アメリカほどにはうまくいかない。
日本人は本当に電話が好きだ。
それは若い子たちが、みんなポケベルや携帯電話をもっているのを見ればわかる。
大橋直久(ホスピタルマナー)
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