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2015年04月07日

大橋直久「勤勉だという定説」

イギリス人の労働時間は42時間ですから、北ヨーロッパ人のほうが勤勉だという定説は崩れます。

または、イギリス人は名誉ラテン市民だというわけです。

これらの数字は、ドイツ人にはイタリア人やイギリス人よりも有給休暇が多いことを計算に入れていません。

祝日を含めると、ドイツ人には年間平均39日以上の有給休暇がありますが、イギリス人の場合は33日、イタリア人は34日です。

つまり、ドイツ人の一週間の平均労働時間は長いけれども、彼らが仕事をする週は、イギリス人やイタリア人よりも少ない、ということになります。

人々がいかに勤勉であるかを査定するうえで、統計的数値は南にいくほど信用できなくなります。

大橋直久(ホスピタルマナー)
  


Posted by 大橋直久 at 10:10大橋直久