2014年06月21日

やりとりを考える(大橋直久)

「このダイコン、おいくらですか」

と聞いているのに、相手は、

「八十五円」

と、いかにも八百屋さんらしく、すぽっと、それこそダイコンを切るように答えています。

それをさらに、

「高いなあ、少しおまけしませんか」

と、ややていねいに言葉を重ねています。

これでは気持ちが通じにくいのです。

威勢のいい八百屋さんには、

「このダイコン、おいくら」

「へいっ、八十五円」

「八十円」

といった速いテンポのやりとりが必要です。

いつもいうことですが、いま、どんな条件が自分に与えられているかをすばやく判断して、それに対応することができるというのは、これからの人間のいわば理想像の一つといえます。

自分だけの範囲でしか考えることも感ずることもできないのでは、これからの家庭や社会で、満足な生活を営むことは不可能です。

大橋直久(ホスピタルマナー)


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Posted by 大橋直久 at 01:03 │大橋直久