2014年10月31日
もっと発展してから(大橋直久)
この発言の裏にある相手のいいたい気持もわからないではない。
だが、いつになったら購入段階になるのか、その基準が不明だ。
こういうのらりくらりしたお客様を相手にするときは、セールスマンも思いきりが大事だ。
「お客様、もうそろそろコンピュータを導入されてはいかがですか」
「いや、まだまだ、もっと大きくなってからでないと」
「ええっ、どの程度にまで大きくなられたらとお考えですか」
「ウーン、どの程度といっても」
「これまでうかがったお話からすると、コンピュータ導入が必要な業務規模だと拝見しましたが」
「……」
「それに、いま以上にさらにご発展なるには業務の効率化は早いほうがよろしいわけです。
そのためにも、私どもといたしましては、ぜひ貴社のお手伝いをさせていただきたいと考えております。
大きくなるためには、そのプロセスが大事であるとよくいわれますが、私どももお客様の発展の手伝いに加えさせていただければ光栄です」
大橋直久(ホスピタルマナー)
Posted by 大橋直久 at 00:03
│大橋直久