2016年06月21日
大橋直久「冬の間の管理がポイント」
ミカンは、気温が急に低下すると実が落ちやすく、冬の間の管理を上手にするのがコツです。
ミカン類は平均気温が15~18度が適温で九州から神奈川県、千葉県の南部まで経済栽培のできる地域です。
冬の最低気温がマイナス5度C以下になると、十分熟す前でも落果します。
東京都内では比較的暖かい都市気候のために、趣味的栽培はできますが、苦味のあるものが多いのは気温の低いせいです。
冬の気温の低い地方では、鉢植え栽培で冬は室内などで防寒して楽しむとよいでしょう。
ウンシュウミカンでも興津早生は鉢づくりに適した品種で、味もよく寒くなる前に収穫ができます。
冬の寒さを防ぐには、まず建物などの南側で日だまりに植え、樹上にコモや寒冷紗をかけてやります。
木の枝全体に日光が当るように、開心自然形に仕立て、幼木中はあまり剪定せずに、花が咲きはじめたら密生する枝を間引くようにします。
枝葉が繁るからといって、一般の庭木のように剪定しすぎると実成りが少ないばかりか、樹勢を弱らせる原因になるので注意します。
肥料は1度に多くやるよりも3月、6月、10月などに3~4回にわけて少量ずつ施します。
ミカンは中性土を好むので石灰もわすれずに。
アブラムシ、アゲハの幼虫、ハダニなどは5~9月にかけて防除につとめます。
大橋直久(ホスピタルマナー)
ミカン類は平均気温が15~18度が適温で九州から神奈川県、千葉県の南部まで経済栽培のできる地域です。
冬の最低気温がマイナス5度C以下になると、十分熟す前でも落果します。
東京都内では比較的暖かい都市気候のために、趣味的栽培はできますが、苦味のあるものが多いのは気温の低いせいです。
冬の気温の低い地方では、鉢植え栽培で冬は室内などで防寒して楽しむとよいでしょう。
ウンシュウミカンでも興津早生は鉢づくりに適した品種で、味もよく寒くなる前に収穫ができます。
冬の寒さを防ぐには、まず建物などの南側で日だまりに植え、樹上にコモや寒冷紗をかけてやります。
木の枝全体に日光が当るように、開心自然形に仕立て、幼木中はあまり剪定せずに、花が咲きはじめたら密生する枝を間引くようにします。
枝葉が繁るからといって、一般の庭木のように剪定しすぎると実成りが少ないばかりか、樹勢を弱らせる原因になるので注意します。
肥料は1度に多くやるよりも3月、6月、10月などに3~4回にわけて少量ずつ施します。
ミカンは中性土を好むので石灰もわすれずに。
アブラムシ、アゲハの幼虫、ハダニなどは5~9月にかけて防除につとめます。
大橋直久(ホスピタルマナー)
Posted by 大橋直久 at 17:17
│大橋直久