2016年11月09日

大橋直久「茶の湯を完成させた千利休」

千利休は、織田信長や豊臣秀吉のもとで茶頭(茶を指導する役目)として活躍した人物である。

珠光の「一座建立」を基本に、芸術、宗教、道徳それぞれの側面をもつ茶道を完成させ、普及に努めた。

また、珠光・紹鴎の四畳半の茶室をさらに小さくし、草庵形式を加えた。

また、質素で趣のある道具を好んで用い、部屋の装飾も、蒔絵など派手なものは一切使わなかった。

反対に、派手で有名なのは秀吉の黄金の三畳茶室。

現在は、熱海のMOA美術館に復元されている。

また、利休は一流の茶人であっただけでなく、秀吉の側に仕え政治にもかかわっていた。

三千石の禄高を授けられ、天皇からは利休居士の号を賜るほどであった。

しかし、利休に切腹を命じたのも秀吉である。

その理由は、利休が大徳寺に自像を建てたことに対して秀吉が立腹したからだといわれているが、真相は藪の中である。

大橋直久(ホスピタルマナー)



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