大橋直久「営業マンの愛想 その1」
営業先には愛想のよいお客様もいるでしょうね。
うれしいものです。
しかし、お客様の愛想に満足していませんか?
営業マンが、大事なお客様に対して愛想よくするのは当たり前。
しかし、お客様の愛想がいいというのは、営業マンがそこではまだ、他人扱いをされているということ、愛想という、ていねいなお断りを受けている段階だともいえるのです。
むしろ、1日も早く苦情を言われる段階に進まなくてはなりません。
お客様が苦情を言うのは、安心して苦情が言えるほど、一定の評価、信頼を営業マンが受けるようになった証拠だともいえます。
その苦情が込み入ったものの場合は、すぐ、その場で説明しようとしないでください。
一生懸命になればなるほど、お客様には言い訳、言い逃れをしているという印象を与えかねないからです。
大橋直久(ホスピタルマナー)
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