大橋直久「営業マンの愛想 その1」

大橋直久

2016年08月13日 09:10

営業先には愛想のよいお客様もいるでしょうね。

うれしいものです。

しかし、お客様の愛想に満足していませんか?

営業マンが、大事なお客様に対して愛想よくするのは当たり前。

しかし、お客様の愛想がいいというのは、営業マンがそこではまだ、他人扱いをされているということ、愛想という、ていねいなお断りを受けている段階だともいえるのです。

むしろ、1日も早く苦情を言われる段階に進まなくてはなりません。

お客様が苦情を言うのは、安心して苦情が言えるほど、一定の評価、信頼を営業マンが受けるようになった証拠だともいえます。

その苦情が込み入ったものの場合は、すぐ、その場で説明しようとしないでください。

一生懸命になればなるほど、お客様には言い訳、言い逃れをしているという印象を与えかねないからです。

大橋直久(ホスピタルマナー)

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