2014年11月25日
幸運の女神(大橋直久)
今回の成功は幸運の女神によることが大きかったとしても、すべて運だと片づけるのは、部下を今後大きく伸ばしていくための絶好のチャンスを、みすみす投げ棄てるようなものだ。
プロ野球でも実力的にはとかくの評価があるものの、ふしぎにツイている選手がいる。
監督は勝負どころで彼を起用していく。
そのうちに彼はチームの中で不動の地位を占めるほど実力を身につけていく。
だから「運を実力と思うな」ではなく、「運は実力と思っていい」のである。
部下が成功したとき、心から「おめでとう、頑張ったな」とほめる。
部下が照れながら「いえ、運がよかったんですよ」といったとき、真顔で「運も実力のうちだぞ。
今回の教訓を次に生かしてくれ」と激励することだ。
部下にとって成功の経験は貴重なものだ。
成功の味やリズムは自信につながっていく。
「キミがいい出すのを待っていたよ」
担当者が病気や事故で急に欠勤し、だれか代わりの者がしなければならないことは、職場ではよくあることだ。
大橋直久(ホスピタルマナー)
Posted by 大橋直久 at 02:02
│大橋直久